愛車のデミオ(2代目:DY系)について(デミオの歴史)

2020年3月5日

みなさん、おはようございます!アッキーです。

今日は我が家の愛車のデミオ(通称:デミ君)について書きたいと思います。購入したのは2004年2月なので、10年以上たっていますね。残念ながら2019年にデミオという名前はなくなりMAZDA2という車名になりました。一旦、愛車についてはおいておき、マツダの歴史に輝くデミオについて振り返りたいと思います。

デミオの歴史

初代 DW系(1996年~2002年)

初代 デミオ

初代はDW系(1996年~2002年)といわれており、マツダの倒産の危機を救いました。1990年頃のバブル時期に5チャンネル(マツダ、ユーノス、オートザム、アンフィニィ、オートラマ)制を行い、同じような車にバッチ替えや車名を変えて販売をし100万台/年の販売を目指していたようです(2019年では200万台を超えています)

当然、似たような車が売れるはずもなく縮小均衡、やがて経営危機となります。個人的にはのちに残った、ロードスター、 ユーノス 500、 ユーノス 800、RX-7は素晴らしいデザインであり、1800ccのV6エンジンや3ロータリーエンジンの車を作るなど面白い時期だったと思います。

1990年代のマツダ車(マツダ ホームページより) 美しい車が多い

そこを救ったのが初代デミオです。オートザムブランドのレビュー、フォードのフェスティバとプラットフォームを共有して作られました。(当時はフォードの資本が入っていた)

5ナンバーサイズ、立体駐車場に入る高さ、4m未満、箱型、クラスナンバーワンの積載性という、まさに道具としての利便性を実現した小型ワゴンとして登場しました。(当時はミニバンブームで立体駐車場に入らない問題があったようです。)実用車のくせにキャンバストップ仕様があるのは面白いですね。

バブル崩壊後の中で、幅広い層から支持を受け大ヒットとなりマツダの危機を救いました。私も当時運転したことがありましたがキビキビとしたハンドリング、軽さからくる俊敏性が古いエンジンをカバーして面白い車でした。

そして、うちのデミオを車検にだすと代車で兄弟車のフォードのフェスティバがきます。窓ガラスはハンドルだし、ドアロックは手動だし歴史を感じますね。しかも、代車できちんと整備されているのでとても好調です。

2代目 DY系(2003年~2007年)

2代目 デミオ(マツダ ホームページより)

フォードから来たマーク・フィールズさんが始めた「ZoomZoom」のCMをバックに登場したのが2代目のDY系(2003年~2007年)デミオです。「広く実用的なコンパクトカー」というコンセプトはキープされつつプラットフォームを一新しました。この車もフォードの車(フィエス)とプラットフォームを共有しています。おかげで車重は当時のライバル(ヴィッツ、フィット)より100kg以上重たく、なぜか標準でフロントストラットタワーバーがついています。剛性不足だったんでしょうか。

初代と同じく1300ccと1500ccのエンジンラインアップですが、エンジンは新開発のMZR系です。カジュアル、コージー、スポルトの3種類のグレードバリエーション展開を行いました。途中、伊東美咲さんのド・ピンクモデルなども出ていました。また、高級コンパクトを目指して作られた「ベリーサ」(2004年~2016年)も兄弟モデルとして存在しています。

ベリーサ(マツダ ホームページより)

2代目デミオは初代に続き、きびきびとしたハンドリング、元気なエンジンです。残念ながら燃費は車重があるためライバルより悪いです。しかし、足回りはテコネ(モンロー)のショックアブソーバーを使っているためか非常に良いと感じます。また、後席も広く、当時の一クラス上の車と同等かそれ以上の広さがあります。(後席リクライニング、スライドまでありますよ)

後期モデルから、電動パワーステアリングが採用されているため、前期、中期と後期ではハンドリングが違うと思われます。車検証の記載はステーションワゴンだった気がします。

3代目 DE系(2007年~2014年)

3代目 デミオ(マツダ ホームページより)

ヒットしたコンセプトを捨て去った3代目デミオです。フォードとの資本提携がなくなったとか、社長が日本人になったとか、ライバルたちより燃費が悪いとかあって、CVT乗っけたりと変わりました。すいません。乗ったことないのでわかりませんが狭いと思います。

2020年03月05日追記

一番力を入れた部分は、軽量化と燃費対策で、かつてユーノス500で採用したミラーサイクルエンジンを復活させたのもこのモデルです。

4代目 DJ系(2014年~2019年) 2019年以降 MAZDA2

4代目 デミオ(マツダ ホームページより)

3代目のコンセプトを継続しコンパクトハッチの王道を行く流れの作りです。引き続き5ナンバーサイズは維持しています。ドライビングポジションを重視したつくりで、そのためフロントノーズが長めです、運転席及び助手席の快適性に比べ、後席は狭くなっています。同クラスの中でも狭い方です。内装の質感はクラストップです。

このクラスでは他にないディーゼルエンジンも秀逸です。(煤だらけでメンテナンスが大変と聞きます)オートマチックミッションは6速、マニュアルミッションもあります。

弱い部分は、繰り返しになりますが後席が狭い。オートブレーキホールド機能がない、マツダコネクトが古く使いにくいと言ったところだと思います。

海外ではセダンがあったり、トヨタに提供をしていたりもしているようです。

子供が大きくなって夫婦二人とかだと安全装備も充実していてよいと思いますね。

マツダ 100周年記念サイト

2020年3月5日デミオ,

Posted by アッキー